今回ご紹介するのは四国化成の「アートウォール」です。2005年相次ぐ自然災害のなかにおいて、外構の業界では特に地震の際にブロック塀の倒壊による人的被害または道路を塞ぐことによる避難通路の妨げを防ぐことを目的とし「耐震改修促進法」の改正がされ特定行政庁による耐震改修促進計画の策定義務付け、 外構においてはブロック塀も耐震改修の対象となりました。
ブロック塀の改修に補助金が支給される地域などもあり、四国化成から発売された製品が「アートウォール」です。四国化成は日本で初めて引き込みスペースのいらない伸縮門扉を開発したメーカーです、また塗り壁などに使用される塗料やリンクストーンいった舗装材まで手掛けるユニークなメーカーです。
「アートウォール」は2012年に安全性の高いアルミ製システム塀として発売されました。塗り壁仕上げが出来る高い自由度をもつ「seed(シード)」と、木樹脂などあらかじめ意匠性を持ったパネルを打ち付けるだけで仕上げる「modern(モダン)」の2種類があります。
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アートウォールの大きな特徴は安全性・意匠性・施工性の3つです。ひとつめの安全性はブロック塀に比べて重量が軽いこと、軽量で耐震構造に優れている点です。「アートウォール」の最も背の高い設定は2.4mです。ブロック塀としてはとても積み上げられない高さです。軽量で丈夫なアルミ製のシステム塀「アートウォール」ならではと言えるのではないでしょうか。
ふたつめの意匠性、最高2.4mの高さまで用意されていますが、控え壁が必要ありません。また仕上げにも塗り材・タイル・木樹脂・サイディングなど選択肢が豊富な点も意匠性が高いといえるのではないでしょうか。
最後3つめ施工性、フェンスと同じ構造ですので柱を建てパネルを取り付けるだけで完成です。また塗り壁でもタイルでもセメント類を使用しないので白華の心配がありません。
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「アートウォール」はただの塀ではありません、ポスト・表札・インターホンなど数多くのパーツとの組み合わせで門柱・門袖としても利用できます。
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塗り壁からタイル貼り・木樹脂まで変幻自在のシステム塀「アートウォール」特に建物のリフォームをされた方には特にお勧めいたします。プラン作成やお見積りのご依頼は是非ここちテリアにご連絡ください。