フィオーレ

エクステリアデザインで最もアイテム数が豊富なゾーンが門まわりです。門扉・門柱・門袖。それらに取り付けるポストや表札など、その雰囲気を作るために各メーカーの既製品を組み合わせたり、現場でオリジナル品を作成することもあります。

門まわりは特にその家の顔とも言うべき場所で、建物や周辺環境との調和はもちろんですが、そこに住まわれるかたの人柄やライフスタイルについてもデザインするうえで注意をはらう場所でもあります。

そこで今回ご紹介させていただく製品は三協アルミ「フィオーレ」です。

フィオーレの種類

「ブロック塀をドレスアップ」をキャッチコピーにアルミメーカーの三協アルミから2017年春に発売された門まわり商品です。ひとえに「フィオーレ」と言っても「アーチ」「笠木」「フェンス」「スクリーン」「機能門柱」「アルミ格子装飾材」「鋳物装飾材」の7種類が用意されています。今回はそのなかで「アーチ」「笠木」「フェンス」「スクリーン」についてご紹介させていただきます。

アーチ

アーチはブロック塀に直接取り付けることはありませんがアルミ型材色+木目調の背の高いくぐり門を設けることで印象的でスタイリッシュな門回りのデザインにしてくれます。

またアーチの内天井部にLEDダウンライトをオプション設定しているので夜の門まわりを演出してくれます。

笠木

笠木はブロック塀の上部にアルミ製のプレートを置くことで雨水からブロック塀の上部が直接さらされることを防いでくれます。そのために雨だれの染みが出来てしまうことを軽減することができます。

フェンス

フェンスはブロック上部全体を覆うことはできませんが同じようにブロック塀上部に取り付けます。高さは20cm40ｃｍ60cmの3種類、ブロック塀の幅に合わせて3種類、1.2ｍ・1.6ｍ・2.0ｍが用意されています。

スクリーン

笠木やフェンスが横方向とすると縦方向のアイテムとして、たて枠とスクリーンがあります。

フェンスの種類は8パターン格子の縦横・格子の太さ・木調・鋳物・それぞれにカラーヴァリエーションがあり様々な建物の雰囲気に合わせることが可能です。

ナチュラル・モダン・エレガント等など近年は主流となる流行というよりも選択肢が多く住む方の個性が表現しやすくなったように感じます。この「フィオーレ」はブロック塀にフォーカスした珍しい製品で選択肢が豊富なため門回りにプラスアルファの個性を発揮したい方には是非おすすめしたい製品です。